スキー大国フランスで感じた「日本と異なる」スキー場の過ごし方とは?スキー体験が子育てに良いメリットとは?
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スキー大国フランスで感じた「日本と異なる」スキー場の過ごし方とは?スキーが子育てに良いメリットとは?
こんにちは!フランス在住、グローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。
グローバル親子コミュニケーションで、”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています。
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・外国歴は、アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年。日本は20年以上(受験戦争経験あり)。
・早稲田大学・中国上海復旦大学卒業。
・6歳・3歳の日本語・英語・フランス語のトリリンガル育児を実践中です。
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さて、このWebsiteでは、「グローバル親子コミュニケーション専門のコーチ」として、日々素敵だなと思ったことや、レッスンを受けた受講生さんの素晴らしい変化の様子など、を発信しています。
スキー大国フランス・バカンス中は家族連れで大賑わい!
私達家族は、2021年12月末から年越しまで、1週間強ほど、フランス・アルプスのタランテーズ渓谷にある、人気の家族向けのスキー場、La plagneで過ごしていました。
フランスは、スキー大国と呼ばれており、クリスマスやスキー休暇、復活祭のバカンス中は家族連れで大賑わいです。
人気のホテルや宿泊施設は半年前には予約がほぼ埋まってしまうそうで、 たいていの人は夏のバカンスが終わると、次はスキーバカンスの計画!とすぐに予定を立て、それを目標に日々を過ごしているようです。
特に昨年は、コロナの影響で、リフトが閉鎖したり、スキーが大好きな人にとっては、辛い年でしたので、余計今年はみんな楽しみにしているかもしれませんね。
さて、そんなスキー大国で感じた、日本とは全然違うスキー場の過ごし方とはどんなものでしょう?
フランスのスキー場の規模と美しい山並みの景色に圧倒!
日本でも、毎年スキー場に行っていた我が家ですが、まずフランスのスキー場の規模に圧倒されました。
海抜1200から3250メートルに及ぶリゾート全体は、初心者から上級者レベルまでのレベルで楽しめ、隣接して楽しむことができる隣のスキー場まで合わせるとなんと425キロメートル滑走することができるそうです。
黒のコース 超上級者、赤のコース 上級者、青のコース 中級者、緑のコース 初級者という区分になっており、我が家の子供たちは、6歳の息子は青のコース、3歳の娘は緑のコースで主に楽しんでいました。3歳の娘も、帰る頃には少し青のコースもチャレンジできるようになっていました。
【参考】La plagne 公式サイト
そしてどこを切り取っても美しい広大な山並み。滑っているだけで映画の世界にいるような、パノラマの景色をずっと眺めることができて、下まで降りたくないという気分になりました。(厳しいコースでは、そんな余裕はありませんが・・)
フランスのスキー場では自炊が基本!
日本のスキー場というと、1泊か2泊ぐらいでホテルに気軽に泊まり、ホテルのご飯を楽しむ方が多いのではないでしょうか?
フランスではスキーを1週間ほどと長期間で楽しむ方が多く、レストランも割高な為、気軽なアパートメントに宿泊をして、自炊をします。(1週間毎食外食してたら、それだけでお金が吹っ飛んでしまう!)
La plagneのスキー場周辺には11個の村があり、村ごとにSPARというスーパーマーケットも近くにあり、食材も気軽に調達できます。
部屋にはキッチンや、鍋・食器、食器洗浄機など、自炊をするのに必要な道具が備え付けであります。我が家は炊飯器を持参し、毎日子供とおにぎりを握っておにぎりとプロティンバーをスキー場で食べ、夜は部屋で作った夕食を食べるという生活をしていました。
毎日子供はクタクタですので、すぐに寝て、とても健康的な生活をしていました。
フランスは、社会みんなで子供を育てていると感じた体験
スキー場には、スキーレッスンを受けている子供だらけです。
レッスンの期間も最低6日間ぐらいで、我が家の6歳と3歳の子供たちも受講しました。
そして、子供が滑れるような標高の比較的低いコースのリフトでは、毎回と言っていいほど、レッスンを受けている子供1人と同席になります。
レッスンのコーチから、リフトに乗るときに「Bonjour!」と声をかけられ、「この子一緒に乗るから後はよろしくね」と託されます。
最初こそ驚きましたが、自分の子供も同じように、別の大人の方に一緒に乗ってもらっていると思うとありがたく、社会みんなで子供を育ててるという感覚を感じました。また乗ってくる子供達みんな、騒ぐことなく静かに乗っており、こうした体験が、一人前の大人としての自覚を育てることもできているのでは?と思いました。
フランスのスクールは1人1人の能力をしっかりと見てくれる
ちなみに子供たちが受けたスキースクールは、ESFです。
6歳息子は、Floconレベル。
3歳娘は、最初Piou Piouレベルでしたが、途中からOursonに引き上げたらどうかと先生から打診をいただき、テストでも合格をすることができました。Oursonは、通常は5歳前後のあまりスキーをしたことが無い子が参加するクラスです。
フランスでは普段の学校のクラスも飛び級制度があるように、1人1人の能力をしっかりと見ているなと感じます。
雪の中でプール?!
なんと雪の中でプールに入ることもできます。夫と子供達が体験してきましたが、湯気が立ち込めていたので、温泉みたいな温かさかと思いきや・・20-30度ぐらいで結構寒かったみたいです(笑) それでも多くの人が楽しんでいましたよ!
なぜスキーが子育てに良いのか?メリットとは?
我が家では、日本にいる頃から毎年スキーに行っていました。なぜかというと、スキーで必要な能力は、これから世界で生きる子供たちが育むべき力を沢山育てることができるからです。
例えば、スキーの板は少し先の角度を変えるだけで、到着する場所が全く変わります。そのため、目的地をちゃんと意識して、角度を傾けなければなりません。
子育ても同じ。選択を少し変えるだけで、1年後・数年後には全くゴールが変わってきます。
またスキー場には沢山の人が同じ場所を滑っています。その為、ちゃんと周りを意識して人とぶつからないように滑る必要があります。滑るスピードや、前の人が次にどこの方向に滑ろうとしているのか等、把握していないと、最悪衝突してしまいます。
人生も同じ。人と生きているからこそ、世界の動きをしっかりと把握して、リスク管理もする必要があります。
これからの世界は、変化の激しい世の中にどんどん突入していきますので、親が常にそれを意識して、日々の体験の中から、こうした力を養うことが大切です。
6歳までに「世界で生きる力」の土台を形成できる
6歳までに、思考の土台が形成されると言われています。
日々の親子のコミュニケーションを少し変えるだけで、世界の流れや教育を親が理解して、家庭で実践をするだけで、お子さんの世界で生きる力を育むことができたら、素敵ではありませんか?
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