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海外の子育て、日本とはここが違った!フランスに住んで驚いたこととは?

 
海外子育て・フランス子育て
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フランス在住・グローバル親子コミュニケーションコーチNAOKO。世界で生きる力を育てながら、育児を楽しく、親子で成長するための実践法をお伝えしています。
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フランスに到着して早2か月。9月から新学期が始まるまでの間、子供たちは毎日Centre de loisirs(通称ソントル)に朝9時から夕方17時半まで通い、フランス現地の子供達と遊んでいました。ソントルは簡単に言えば、日本の保育園や学童みたいなもので、フランスの現地のママ・パパ働いているご家庭が主に使用している施設です。

そして5歳の息子については、英語とフランス語のバイリンガル小学校の1年生(フランス学年:CP)で、事前に親子で仲良くなることを目的として開催くださるWelcome picnicやCocktail-partyに参加して、沢山のルーツを持つ親子と交流をしました。つい先日迎えた初日もドキドキしながらも元気に通学しました。

3歳の娘については、フランス公立幼稚園(フランス学年:Petit section)なのですが、母国語である日本語も大事にしたい為、週1回日本語の幼稚園に通うつもりでいたところ、2019年秋から導入されている「幼稚園の義務教育」というルールがあり、通常は毎日来ることが義務化。その為、週5回行けない理由を必要機関に説明をしなければならず、園長先生にマンツーマンで協力いただいてフランス語の説明書を作成したり、役所に届出をしたり、慣れないフランス語と奮闘していました。

このようにフランス現地の理解を大切にした環境作りをしながら、グローバル親子コミュニケーションを軸に子育てに奮闘しているわけですが、早くも海外・フランスの子育てと、日本の子育ての違いを感じ、驚いています。

今日は渡仏したから感じた
「海外の子育て、日本とはここが違った!フランスに住んで驚いたこととは?」をテーマにお話したいと思います。

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バイリンガル小学校のWelcome picnic

改めまして、Family Journey1.2.3代表、グローバル・ファミリーコーチのNAOKOです🌈

アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年、日本20年以上(日本の受験戦争経験あり)、2021年7月よりフランス(パリ)在住です。早稲田大学・中国上海復旦大学卒業。グローバル親子コミュニケーションで、”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています🌎

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海外の子育て、日本とはここが違った!フランスに住んで驚いたこととは?

親である自分を大切にした子育て

フランスではさまざまな文化・宗教が存在するので、育児の価値観も多種多様です。
そして、フランス・パリで子育てしてまず感じたのは、親である自分を大切にした子育てをしているということです。

子どものために親が犠牲になるという意識はなく、旅先でも小さな子供を平気で一緒に連れていってますし、上記に記載した、息子のバイリンガル小学校のWelcome picnicでも、生後3週間の子がママと一緒に来ており驚きました。

日本では、子供が産まれてすぐは、風邪を引かないようにと、人が多い所には連れていかずに、ずっと家の中にこもっていたり。子どものためなら自分のしたいことを我慢し、子どもを最優先に考える……という方も少なくないと思います。

私もよく相談をいただく際に、【小さい赤ちゃんがいるから(子どもがいるから)◯◯できない】という言葉をよく聞きます。

しかし、フランスで子育てすると、改めてその感覚について違いを感じることが多いです。

子どもを預けて夫婦でデートに行く、ディナーに出かけることが普通ですし、子供の送り迎えもベビーシッターさん(Nannyさん)にしてもらうのも普通。

「母乳育児が絶対よい」「3歳までママが育てるべき」といった固定観念もなく、育児の指導どうこうの前に【あなたはどうしたい?】という親の意志をまず尊重されます。

もちろん、フランスは「合理的」「ルール」も重んじる国ですので、学校や幼稚園の方針などに親が従わなければいけない場面も多々あり、全ての状況に置いて、親がやりたいようにできるわけではありませんが、

まず親である自分自身を大切にすることで、子供も本当に大切にできるというスタンスは、今まで私が日本で実践して、多くの方にお伝えしてきたグローバル親子コミュニケーションと共通しているので、非常に嬉しく、また改めて学ぶことが多かったです。

学校や施設主体でどんどん経験させてもらえる

日本ですと、幼稚園や学校でどこかに外出をするときには、だいぶ前から予定を発表し、時には承諾書を書いたり、親が持ち物やお弁当を準備したり、色々と手間がかかります。

でもこちらフランスでは、上記のCentre de loisirs(通称ソントル)を利用した際には、予定は結構直前に知らされたり、持ち物も特に必要ないので、親がチェックをしていなければ、知らない間に子供達はバスに乗って、森散策に外出をしていたりすることも多々あります。

通常は17時半迎えなのですが、外出がある日には、朝送りに行ったその場で、「今日は18時に迎えに来てください」と言われるのも普通でした。

(ちなみに日本のように、親の都合で早く迎えに行くことはできません。セキュリティ上、指定された時間にしか受け付けてもらえません)

知り合いの公立小学校に通われているお子さんのお話を聴くと、入学してすぐに1週間の宿泊外出があったり、日本よりもどんどん学校主体で外出して多くの経験をしていくことを感じました。

最初は日本の感覚と違い、驚いたり、不安な気持ちもありましたが、なかなか家庭だけですと、様々な場所に外出をする経験は限りがありますので、素晴らしいことだなと感じています。

海外子育て・フランス子育て

外出時には黄色い目立つベストを着用☆

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