フランス・パリ・ランキングTOPのインターナショナルスクール(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)選んだ理由・受験・入学手続き
ページコンテンツ
- 1 フランス・パリ・ランキングTOPのインターナショナルスクール(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)選んだ理由・受験・入学手続き
- 2 海外駐在先や現地での学校選びをどうしよう?
- 3 フランス・パリ・ランキングTOPのインターナショナルスクール・EJM(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)とは?
- 4 学校選びで大切にした軸
- 5 入学してみてギャップはあるかどうか?
- 6 出願締め切り日に要注意!
- 7 キャンパスが複数に分かれているので要注意!
- 8 フランス小学校1年生(CP学年)への出願(日本から)
- 9 フランス幼稚園年中(MS学年)への出願(フランス駐在中)
- 10 フランスの学校・学年
- 11 出願書類
- 12 テストと面接
- 13 合格発表
- 14 グローバル親子コミュニケーションとは?勉強会への参加をしてみよう!
フランス・パリ・ランキングTOPのインターナショナルスクール(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)選んだ理由・受験・入学手続き
海外駐在先や現地での学校選びをどうしよう?
こんにちは、フランス在住・Family Journey1.2.3のNAOKO です!
※2024年2月更新:最新情報は直接お問い合わせください。
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【Who is NAOKO?】
🌈海外在住歴11年・2021年よりフランス(パリ)在住。アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年。日本は20年以上(受験戦争経験あり)。
🌈言語:日本語、中国語、英語、フランス語
🌈早稲田大学・中国上海復旦大学(アジア6位)卒業。
🌈2024年時点で8歳・6歳のママ
🌈世界ウーマンコラムニストに掲載された記事
🌈主な人気まとめサイト
フランス・パリ・ランキングTOPのインターナショナルスクールを選んだ理由・受験・入学手続き こちら
まとめ(子連れ海外駐在・インターナショナルスクール・現地校の体験編~フランス・パリ~) こちら
海外で住む方にとって、お子さんの学校選びをどうするかは、
とても悩ましい課題だと思います。
特に海外駐在の方は、赴任辞令はある日突然来るものですので、
準備もなかなかできない状況も多いですね。
我が家には渡仏時点で5歳・3歳の子がおりました。
有難いことに、海外駐在が決まった直後から、
様々な繋がりを活用させていただき、
情報収集に奔走したこと、
そして家族の軸を大切にできたことで、
フランスの学校ランキングでTOPである
とても素晴らしい学校(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)
と巡り合うこともできました。
子供の学校を公開することに、正直悩みましたが、
フランスでは非常に有名であるにも関わらず、
またその良質な勉強に対して、比較的リーズナブルにもかかわらず、
日本ではあまりその名前を知られていないのが残念でたまりませんので、
敬意を表してここにお伝えすることにしました。
※ここで書いていることは、あくまで私達が経験したことのみを書いております。また読まれたタイミングによっては、実情と変わっていることもあると思いますので、詳細は学校に直接お問い合わせください。
子どもにとってより良い選択肢は何だろう?
お子さんによって、その選択は異なってきますので、
普段から正しくお子さんとコミュニケーションできているかは、大きな鍵となります。
今日は私達が、学校選択をする上で大切にしたことや、
実際の学校の受験の様子などをお伝えしたいと思います。
お子様帯同での、海外駐在準備、海外生活はなかなか考えることも多く、悩んでしまいますよね。1人で悩んでいる時間ほど勿体ないものはありませんので、是非ご相談くださいね。
また、実際のフランスでの学校生活については、こちらにリンクをまとめておりますので、併せてご参考ください☆
これから渡航される方は、素敵な海外生活になることを心より祈っております。
フランス・パリ・ランキングTOPのインターナショナルスクール・EJM(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)とは?
(École Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)とは、
フランス語と英語のバイリンガルスクールです。
※以後、EJMと略称で記載していきます。
小学部の授業では、フランス語・英語が5割ずつ使用されます。更に、小学校3年生(CE2)からは、中国語の授業が週3回あります。
※2023年6月までは、フランス語7割・英語が3割でした。厳密に言えば、インターナショナルスクールではなく、フランスの私立の学校で、英語に力を入れている学校という位置づけです。
結構驚かれるのが、他のインターナショナルスクール系の学校と比べると、学校の規模が大きいことです。1クラスは大体25人で、幼稚園年中(MS)では2クラス、年長(GS)では4クラス、小学校1年生(CPでは)6クラス。それ以降はクラスの数は基本的には変わりません。(中学校で変わるかもしれませんが、私は分かりません。)
キャンパスは3つありますのでご注意ください。それぞれそんなに遠くありませんが、小さいお子さんの足ですと、ご兄弟が離れたキャンパスになると、結構時間がかかります。ここに住所は書きませんので、詳細は学校にお問い合わせください。
フランスで最も優れた高校としてlinternauteにて9年間選ばれ続けています。
日本の外務省のサイトには、「Ecole Active bilingue Jeannine Manuel/ エコール・アクティブ・ビラング・ジャニンヌ・マニュエル 」と記載がありますが、同じ学校です。
バカロレアの取得100%は勿論のこと、スコアも20点満点中20点という高得点で、2022年ランキングでも高校がTOPを取りました。
様々な国籍の子供が在籍しております。米ハーバード、英ケンブリッジやオックスフォードなどをはじめ、多くの有名大学に進学実績があり、彼らの多くが政財界のグローバルなリーダーとして活躍中です。
Ranking/ランキングサイト
日本語のサイト
学校のWebsite
(某有名アナウンサーのお子さん、俳優のお子さんなども通われていたり、全体的に富裕層のご家族が多いです)
学校選びで大切にした軸
私達が学校選びで大切にしていた、家族の軸は、この3つでした。
「常にチャレンジできる環境を選ぶ」
「自分らしさを大事にする」
このような軸で学校選びを行い、オンライン説明会に参加し、またリーズナブルな値段であり、タイミングも合った為、受験をしました。
入学してみてギャップはあるかどうか?
「どんな国の人とでも、コミュニケーションができる力を親子で持つ」
前述したように、学校には、様々な国籍の人がいます。
ルーツも様々で、多くの子供が、色んな国の血を持つミックスな子が多いです。例えば、父親はスペイン人で、母親はイギリス人で、フランスに住んでいる。子供はフランス語と英語のほかに、スペイン語、カタルーニャ語も話せる・・という感じです。
友達皆がそんな感じである為、子供たちは自然と、世界の様々な国のことを意識しながら、生活ができているようです。
アジア人の比率は、あまり高くありません。純粋な私達のような日本人は、私が知っている限り、我が家を含め2家族程度(もう1家族は私のWebsiteを見て入学してきてくれました)。
フランス人×日本人のお子さんが各学年に1人ずつぐらいでしょうか。韓国人、中国人がそれぞれ数名程度です。
でも、アジアについての勉強も、多く行います。中国語は小学校3年生から必修。毎年中国の旧正月は大体的にお祝いします。息子は漢字でなじみがあるからか、私が中国語を話せる為か、中国語が大好きです。また小学校2年生では、世界の各地について学ぶ為、例えばパリのギメ東洋美術館に行って、日本についても学んでいました。このように、様々な国の人と一緒に、世界を学び、またアジアや自国についても学ぶ環境は素晴らしいと思います。
そして親の交流イベントも盛んです。まずParents associationという学校公認の組織がしっかりしており、色んなイベントを企画してくれます。
クラスの情報は、whatsappというチャットアプリが、各クラスで使用されます。クラスに親代表が2人ずつおり、必要な情報をいつも流してくれますし、質問も自由にそこで行うことができます。
クラスごとに子供を交えた朝食会が開催されることもあり、先生や親と交流をしやすい為、コミュニケーション力は、親子共に上がっていっていると感じます。
「常にチャレンジできる環境を選ぶ」
学校の生徒のレベルが高い為、常にチャレンジングな環境であります。(想定よりレベルが高かったかな。。)
小学校2年生の時には、クラスの劇で、大人でも難しいフランス語の言葉を沢山覚えて、大きな声で堂々と発表していた時には、感動して涙が出るほどでした。
また小学校1年生から、毎年1週間ほど遠方に旅行をするなど、日本の感覚では体験できないことを沢山しました。
「自分らしさを大事にする」
実際に郊外学習に私も同行したので、子供たちの様子を間近で見ることができたのですが、みんな積極的に発言をします。どんな発言をしても、否定をすることのない雰囲気ですので、そいう点においては、自分らしさが発揮できると思います。
ただ正直にお伝えすると、言語レベルがあるかないかで、この点は変わってくると思います。
息子は、英語は日本でもある程度勉強してきたので、英語での発言も自信を持っていました。ただ、フランス語はほぼゼロの状態で渡仏し、またフランス語ネイティブの子が多い学校、且つ幼稚園に入園とは異なり、小学校にいきなり入学し、がっつりと勉強が始まる為、フランス語苦手・・という感覚は、長い間払拭できなかったという事実があります。
娘は、最初の1年間フランスの公立幼稚園、そして2年間EJMでフランス語と英語を勉強したので、フランス語も英語もスムーズに、自信を持って話すようになりました。
レベルの高い学校であるが故、あまりできない子のサポートは少ないので、入学時の年齢なども注意して、多少覚悟を持って入学されることをおススメします。
また、勉強重視の学校である為、例えばモンテッソーリのように、自分の興味のあることを、集中して好きなだけやる。という「自分らしさ」をイメージしている場合は、この点においては、真逆だと思います。
もう少しクリエイティブな自由さもあるかな?と思っていたので、この点はギャップを感じました。
結論
学校の環境は上述の通り、非常に素晴らしいと感じます。ただ、どこの学校でもそうですが、学校任せにしていては、学校の良い点も引き出すことはできません。私自身も、グローバル親子コミュニケーションを事前に学び、家庭でも実践していたからこそ、子供達も学校を最大限楽しみ、学びの環境を活かすことができたと感じています。
出願締め切り日に要注意!
私達が受けた時点では、フランスに住んでいる人は、12月31日までにオンラインで書類提出及び出願料の250ユーロを支払う必要がありました。
出願時点でフランスに住んでいない場合は、具体的な締切日は設けられていませんでしたが、結果が出るのが、3月末であり、それ以降に問い合わせをした方は満員のため受付をされないケースも多々あったと聞いています。大体1月上旬ぐらいが最終受付だと思いますので、お早めにご準備された方がよろしいと思います。
キャンパスが複数に分かれているので要注意!
前述しましたが、実はこの学校はいくつかにキャンパスが分かれています。お子さんの年齢によって、ご兄弟でキャンパスが分かれる場合があります。フランスは中学生以降ぐらいでないと、完全に1人で登校することは難しいので、親もしくはベビーシッターさんの送り迎えを必要とします。
それを知らずに、住む場所を適当に決めてしまうと、大変な思いをするかもしれませんので、事前の確認が必要です。
フランス小学校1年生(CP学年)への出願(日本から)
まず当時日本で5歳だった息子が、日本にいながらオンラインで出願をしました。
出願の学年は、フランスのCP(日本の小学1年生のイメージ)です。
①12月:出願書類提出
②3月:息子と先生の1:1の英語オンラインテスト(Playdate)←親も傍にいること可能
③3月:両親と先生の2:1の英語オンライン面接
④3月:合格通知
※フランス語も選択ができます
フランス幼稚園年中(MS学年)への出願(フランス駐在中)
MS(Moyenne Section)とは、日本でいうところの幼稚園の年中さんのイメージです。年少さんのPetite Section(PS)はÉcole Jeannine Manuel(エコール・ジャニーヌ・マニュエル)自体が受け入れしておらず、一番小さい学年がMSです。
渡仏時点では、娘はPSだった為、渡仏後は公立のフランスの幼稚園に通い、次の学年であるMSの受験をしました。
①9月:出願書類提出
②11月:両親と先生の英語面接(対面)
③4月:子供のフランス語でのPlaydate(対面・複数人)←親は傍にいることはできません。
④4月:合格通知
フランスの学校・学年
私が出願や渡仏時点でとても複雑に感じたのは、学年の呼び方や対象年齢です。
入学月が日本と異なり9月からというところまでは良いのですが、
対象学年がイギリスやアメリカとも異なり、最初???という状況。
分かりやすくまとめてくださっていたサイトがこちらにありましたので、
ご参考ください。対象年齢・学年サイト
出願書類
以下、基本的には2021年に日本から行った、CPの息子の受験についてご説明していきます。
さて、オンライン説明会の内容を受け、夫婦でしっかりと相談をし、非常に共感をしたため、出願のステップに移ることにしました。
出願は全てオンライン上で提出します。基本項目(名前・誕生日・住所・現在通っている学校、出願理由)をオンラインのシステム上で入力します。
出願書類は、
・Birth Certificate(出生証明)
こちらは母子手帳にある出生証明の写真と、自分でWordで翻訳したものを提出
・Speech Therapist report
日本のサイトで調べても、作成してくれる機関が見つからなかったので、学校にメールで問い合わせをしたところ、日本からの申請では免除して良いという回答をいただきました。
そのメールを念のためスクリーンショットを取って、提出しました。
・Letter of recommandation for the applicant(本人の推薦状)
特に決まった形式はなかったので、日本語と英語版を作成し、日本語版に園長先生からサインをいただきました。
・Letter of recommendation for the family(家族の推薦状)
こちらも特に決まった形式はなかったので、親族の推薦状を提出しました。
推薦状については、後のInterview(面接)で、事前に読んでいてくださったので、しっかりと書くことをおススメします。
私は以前、日本で学びたい外国人の面接・書類担当をしておりましたので、推薦状の書き方や担当者から好意を持たれるポイントについて熟知しておりました。
もし詳細を知りたい方は、ご連絡くださいね。
テストと面接
3月初旬に面接の日程調整の連絡を受けました。(結構直前ですね)
まず子供だけのテスト(Virtual Playdate)、親の面接(Parent’s Interview)がありました。
子供だけのテスト(Virtual Playdate)
時間は30分ほどです。
非常に柔らかい物腰の女性が対応してくださりました。(後に入学担当Headの方と判明)
テストを受けている際も、ちゃんと答えられた時にはとても褒めてくださり、ちょっとできないなという問題については、気にせず次に行こうと促してくださる雰囲気で、非常にリラックスして息子もテストを受けていました。
テストの内容は、
かたち(Ex.□や△を英語で言えるか、形が書けるか)
アルファベット(Ex.自分の名前を英語で書けるか、筆記体が書けるか)
絵(人の絵が描けるか)
ストーリー(英語の話を聴いて、問題に答えらえるかどうか)
最低限の英語力と万遍なく知識があるかどうかは見られますが、
それ以上にコミュニケーション力、明るい表情、そして最後まで集中して話を聴けているかなどを中心に見ている印象でした。
実際に私も多くのお子さんと話をしてきていますので感じますが、
コミュニケーションをすることに慣れてないと感じる子は多いです。
そして多くのご家庭の場合、親御さんがコミュニケーションを学んでこなかった方が多いです。
でも親子コミュニケーションをご家庭で行うことで
やる気を持って臨むことができたり、人の話をちゃんと聴けたり、自分の考えをしっかりと表現することができ、世界で生きる土台を育てることができます。
・・ご参考に、息子は、筆記体が書けるかどうか聞かれてはっきりと「NO」と言いましたし、描いた絵も、ぎりぎり人には見えるけど決してうまいとは言えないレベル、そして最後まで完成していない(苦笑)。□と△の描写も区別がついているのか??といった状況。すうじの問題も全部は解けませんでした。
一番得意だった、ストーリーを聴いて回答する問題では、親の私も驚くほどちゃんと理解しており、はっきりと回答していたので、先生もすごく褒めてくださっていました。
子供にとって、オンラインで集中して話をするのは、ある程度の慣れが必要だと思いますので、事前に週1回でもオンライン英会話をするなどの練習はしておくとベターだと思います。
(下記の写真を見ていただいても、決して絵の能力などの理由で合格したのではないことがお分かりになると思います。。。)
親の面接(Parent’s Interview)
親の面接も大事です。
私も以前面接担当をしていた時に大切にしていたのは、
・コミュニケーション力
・どんな人物なのか
・なぜこの学校なのか、Whyがしっかりとしているか。
この3つだけでした。
これらが兼ね備えた親御さんは、お子さんもしっかりした人物像である傾向が高かったからです。
そのため、私達夫婦も、まず初めての息子の面接のときには、この点だけしっかりと準備をしました。
そして今回の面接でも実際に聞かれたことは、
Who you are?(あなたはどんな人ですか?)
Why do you want your son to apply to our school?(どうして私達の学校を希望しましたか?)
この2つだけで、あとは「Any question?(質問ありますか?)」と聞かれただけで、元々30分予定されていたInterview Timeも、20分ぐらいでさらっと終わりました。
※フランスで受けた娘の面接の際には、上記については本当に触り程度で、あとは息子の現在の学習状況、問題なく学校になじめているかどうか等を聞かれました。
合格発表
息子は、2021年3月26日に無事合格発表のメールをいただきました。
そのメールの中に、入学の為に必要な書類と事前に振り込む金額などが書かれていました。
– Medical form(予防接種歴等)
– Registration form B(情報公開など)
– 1 photo (passport size)
– A bank transfer of 2967 €(銀行振込か小切手)
特に難しい内容ではありませんでしたが、予防接種歴は医者のサインが必要でしたので、私は日本で予防接種を受けた病院の先生に有料でお願いしました。
(海外引越、しかも子連れだと、渡航後なかなか自由に動けない場合もあるのを見越していたので日本で用意しましたが、渡仏した後にフランスの病院でお願いすることもできます。)
グローバル親子コミュニケーションとは?勉強会への参加をしてみよう!
いかがでしたか?質問したいという方がいらっしゃったら、是非気軽にご連絡くださいね。
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✅世界・英語・語学に興味を持ってほしい。
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