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フィリピンのカオハガン島【何もなくて豊かな島】で沢山の人の愛情を受けながら自由な子育てをしているゆうこさんから学ぶ本当の豊かさとは?【グローバル・世界の子育てシリーズ】

 
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フランス在住・グローバル親子コミュニケーションコーチNAOKO。世界で生きる力を育てながら、育児を楽しく、親子で成長するための実践法をお伝えしています。
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今回のインタビューは、フィリピンのカオハガン島に住んでいるゆうこさんです☆

皆さん、カオハガン島ってご存知ですか?フィリピンの中央部、ラプラプ市に位置し、セブ島からボートで約1時間の自然豊かな島であるのが最大の魅力です。東京ドームと同じぐらいの面積の島に、約700人の住民が住んでいる島で、島のオーナーはなんと日本人。今回はそんなカオハガン島に、京都大学をご卒業後、1人で渡り、宿泊施設のカオハガンハウスの運営をされながら、現在は2人のお子さんのママで、「本当に豊かな生き方と子育て」を実践されているゆうこさんにお話をお伺いしました!

ゆうこさんとお子さん Yuko san and her son.

公式ホームページ : http://www.caohagan.com/
公式facebook : https://www.facebook.com/NgoCaohagan/
公式Instagram : https://www.instagram.com/caohagan_island
Caohagan Island Official Store : https://caohagan.thebase.in/

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改めまして、Family Journey1.2.3のNAOKOです。現在はフランス(パリ)在住。日本語・英語・フランス語のトリリンガル育児を実践中です。

外国歴は、アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年。日本は20年以上(受験戦争経験あり)。早稲田大学・中国上海復旦大学卒業。

グローバル親子コミュニケーションで、”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています。

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フィリピン、カオハガン島での暮らしや子育て、本当の豊かさにつながる考え方について

カオハガン島に渡られた理由は何ですか?

就職活動をしている時に、たった10分間ぐらいの面接で自分の価値を定められる状況や、みんな同じ黒いスーツを着て就職活動をしている姿、会社にとって有益な自分を演じなければいけないことに疑問を感じました。

自分の価値って何だろう?自分は何者なんだろう?そんなモヤモヤを抱えていたところ、大学の生協に貼られていた1枚のカオハガン島ツアーに関するチラシを見て、渡航を決めました。

行ってみると、出会って5分にも関わらず、子供が私に座って動かないぐらい懐いてくれたり、島の人の愛情に満ち溢れた世界を感じ、住みたいと心から思いました。住んでみないと、この気持ちを自分の物にできないと思ったからです。ちなみにその時懐いてきてくれた子は、下の写真の白いフードを被った子です。

カオハガン島は日本人のオーナー、崎山さんが所有しているので、崎山さんに連絡をしたところ、彼が運営している宿泊施設「カオハガンハウス」の運営をするのであれば良いという条件で住むことを許可してもらいました。

宿泊施設の運営、そして島民が構成している村との調整など、私にとって、とてもチャレンジングなことばかりでしたが、日々喜怒哀楽を感じ、成長しながら、現在もマネージャーの仕事をさせてもらっています。

(NAO)学生の時点で、人生を創る大きなご決断をされたことに驚きました。私自身、疑問を感じながらも、周りがやっている就職活動の波にそのまま乗り、会社の中で自分らしさをなかなか見出せずに苦労した為、ゆうこさんのご決断は本当にすごいことだなと思います。

私が最初にカオハガン島に訪れたときの写真 A picture of my first visit to Caohagan Island

カオハガン島での子育てについて

島の人みんなで子供を見てくれます。少し外を歩いただけで、100人以上の人が私や子供の名前を呼んでくれて、楽しく会話をします。日本だったらこんな環境はなかなか無いのではないでしょうか。

また、私が働いている間も、気づいたら色々な人が子供の面倒を見てくれていたり、大きいお兄さんお姉さんと子供が仲良く遊んでもらったり、親子で豊かな交流ができていて有難いです。

特に、自分の名前を多くの人が常に呼んでくれること、ここでは当たり前です。呼ばれるたびに、自分の存在価値を認めてもらっている、自然と多くの愛を受け取れていると強く感じます。

元々私は日本で、大学病院の近くに住んでいた為か、周りもお医者さんや看護師さん家庭が多く、教育熱心な方ばかりでした。私の親も、いい大学に行って、キャリアを築いて安定することが幸せに繋がると考えていました。そうした中では、なかなか自己肯定感を持つことができておらず、就職活動の時も戸惑いました。

でも、この島では自分の存在価値を疑うことなく過ごすことができます。こうした環境は、子供にとって、自分の人生を作っていく大切な基盤になると思います。

(NAO)多くの人に名前を呼ばれ、常に自分の存在価値を認めてもらえる環境は、なかなか作ろうと思っても作れないですよね。ゆうこさんの発信されているfacebookの投稿を見ていても、伸び伸びと子育てをされているなと感じます。

☆写真のように、島のみんなに可愛がられて、支えられて育っています!

カオハガン島では反抗期がない!

子供達は、「自分が心地いいと思う関係性」を幼いながらに知っています。
例えばうちの子供も、私の感情が高ぶっていたり、ついイライラしてしまっていると、別の人の所にいって、自分を満たします。

小さい時から、親対自分という関係性だけではなく、多くの年代の人に囲まれて生きていて、子供自身がいる環境を選べます。

そのため、親が全てじゃないと小さい頃から知っていますし、
価値観を押し付けられることなく育つことができるので、反抗期はありませんし、みんな親のことをとても尊敬しています。

(NAO)親とか限られた人しか相手がいないと、どうしても意見が合わなく、対立してしまう、それが反抗期に繋がってしまうという現状がありますよね。小さい時から、様々な年代の人に囲まれ、その時その時で自分の環境を選べることが素敵なことだと思います。

カオハガン島の学校制度について

カオハガン島では、Day careが1年、幼稚園1年、小学校6年通います。それ以降は、隣の島や本島の国立の学校に通うことになります。隣の島は、潮が引いている時は浅瀬を歩くことができますし、船で通うこともできます。本島は流石に遠いので、兄弟同士で家を借りる等して通います。

カオハガン島出身の旦那さんについて

人からの信頼を受けることや、人を幸せにすることがとても上手で、素晴らしいと感じています。

また、これはカオハガン島の人みんなに共通することでもありますが、「人の在り方」として、自分が幸せ、相手が幸せ、みんなが幸せ、が大切だと考えています。

そんなに夫と喧嘩することはないのですが、あえて、どんな時にぶつかるかなと考えると、それは私が細かいことを気にしている時です。

子育てや健康のことについて、意見が異なった時、つい「日本人は世界で一番長生きだ」と伝えたら、「じゃあ、日本人は俺たちみたいに毎日最高に幸せに生きているか?」と言われ、返す言葉がありませんでした。

私は自分ではこだわりを持ってないつもりでしたが、夫から見ると、「自分でストレスを作っている」と感じられるみたいです。

このように、夫やカオハガン島の人たちは、自分と相手が幸せなことをまず第一に考え、行動をする点が、とても魅力的な所だと思います。

(NAO)ゆうこさんの旦那さんの言葉が心に刺さります!とても人生の本質を捉えていて、普段の旦那さんの言葉を本にしただけで、私まで幸せになりそうです。

ゆうこさんの旦那さん Yuko san ‘s husband.

 

カオハガン島で生まれ育ったお子さんに「日本」を伝えていきたいですか?

カオハガン島の、愛情深さや温かさの有難みは、日本に住んでいたからこそ、強く感じるものです。

そのため、住んでいく基盤はこれからもカオハガン島のつもりですが、子供には広い世界を知ってもらった上で、将来を選択してほしいと思っていますので、私なりに日本のことは伝えていきたいです。

日本の良い所は、時間を守ったり、相手の立場を考えた上で行動するところです。
カオハガン島では、相手を思う気持ちが少し一方的だと感じることがあります。

「私はこうしてあげたい」という気持ちが先立っていて、「相手の良かれ」を押し付けられることもあります。

とても有難いことなのですが、私は本当はこうしてほしいのにな~と思うことがあります。
その点、日本の相手を思う気持ちは、時に窮屈だと感じることもありますが、良い点だと感じるようになりました。

こうした日本の良さや文化については、今後成長していく過程の中で、伝えられたらいいなと思います。

(NAO)外に出たからこそ、日本の良さを感じる点ありますよね。比較をすることが、自分のアイデンティティを深く追求したり、理解に繋がるので、ゆうこさんのおっしゃる通り、広い世界を伝えてあげることは素晴らしいと思います。

お子さんがどのように育っていくか楽しみですね I can’t wait to see how Yuko san’s sons grows up!

コロナ禍、妊娠糖尿病を伴う2人目の出産で感じた「頑張らない」ことの大切さ

宿泊施設を運営していた為、24時間なかなか気が抜けない部分がありました。

緊急時等、仕事だからしょうがないと、多少家族の時間を犠牲にしてしまっていましたが、
新型コロナウイルスの影響で、島全体が観光客を受け入れなくなった為、必然的に仕事と家庭の時間の調整がしやすくなりました。

また、ちょうど2人目の子供の出産が控えていたのですが、妊娠糖尿病と診断され、少し不安を伴う出産でした。

そうした中で、「頑張ることが素晴らしい」ではなく、「頑張らない」ことが、家族の幸せや豊かさに繋がると感じるきっかけとなりました。

家族と自分の体を日々いたわり、無事産まれてくることを祈れる、それこそが幸せだと感じられたのは、この大変な時期に生まれてきてくれた2人目の子供のお陰だと思っています。

これから観光客を受け入れ始めてからも、仕事と家庭のバランスを持てるよう、環境も調整したいと考えています。

(NAO)家族の幸せや豊かさについて改めて考えるきっかけを、2人目のお子さんが「わざと」くれたとおっしゃっていた点が、私の中でも感じるものがありました。ゆうこさんとのお話全体を通しても、自分は何者かを理解し、どんな価値があるかを感じ且つ表現し、周りから必要とされている状態ということも、本当の豊かさに繋がるのだなと改めて感じました。

頑張らないことを教えてくれた2人目のお子さん A second son who taught me important things for me.

今回は貴重なお話を聴かせていただき有難うございました!Thank you so much for ゆうこさん☆

ちなみに、我が家では五感を刺激する本物の体験を大事にしているので、実際の「体験教育・旅育」の様子をYoutubeにアップしてます☆子供にこんな体験させてあげると楽しいな☆と皆さんのご家庭でイメージを膨らませる参考になると嬉しいです!

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