フランス小学校・【授業に集中してません】と先生からの報告→積極的に授業に参加し、みんなの前でフランス語で発表できるようになるまで
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フランス小学校・【授業に集中してません】と先生からの報告→積極的に授業に参加し、みんなの前でフランス語で発表できるようになるまで
こんにちは、フランス在住・Family Journey1.2.3のNAOKO です!
渡仏1年、フランスの小学校(フランス語と英語のバイリンガル学校)に通っている6歳息子の話です。
さてある日、【授業に集中してません】と先生からの報告を受けました。
その日フランス語のポエムを書いて写す課題があったらしいのですが、
とにかくフランス語を書くのが嫌な息子は、なかなか集中出来ていませんでした。
そんな息子が、積極的に授業に参加し、嫌いな書く課題もちゃんとこなし、みんなの前でフランス語で発表できるようになるまでに、どのようなグローバル親子コミュニケーションをしたかについて今回はお伝えしたいと思います。
グローバル親子コミュニケーションで、幼児期から”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています。※体験レッスン受付中
・2022年現在フランス(パリ)在住。アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年。日本は20年以上(受験戦争経験あり)。【Language】日本語、中国語、英語、フランス語
・早稲田大学・中国上海復旦大学(アジア6位)卒業。
・2022年時点で6歳・4歳のママ・(日本語・英語・フランス語のトリリンガル育児を実践中)
・世界ウーマンコラムニストに掲載された記事
・主な人気まとめサイト
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まとめ(子連れ海外駐在・インターナショナルスクール・現地校の体験編~フランス・パリ~) こちら
【今日は授業に集中できていませんでした】
ある9月の日。フランスは9月から新しい学期で、先生もクラスも総替わりしました。
1年前に、完全にフランス語ゼロの状態で渡仏。
通い始めたフランス語・英語のバイリンガル学校は、フランスでバカロレア取得率・点数共にトップの学校であるため、必然的に求められるレベルが高くなります。
この1年間、英語は大好きなので授業でも問題はなかったのですが、時折フランス語への拒否(特に書いたり読んだりすること)がありました。
そして新しい学年になり暫くし、学校終了の時刻にお迎えに行くと、先生から
「今日は授業に集中できていませんでした」との報告。
先生と息子の言い分は?
先生からの話を聴くと、
・3回注意したけれど、改善がなかったので、別室に移動させた。
・集中しないだけでなく、折り紙で遊ぼうとした。
・明日は学校の責任者と一緒に、今日終わらなかったワークを別室でやる。
・(息子の名前)の普段の様子を見ていて、出来る子だと知っている。レベルも彼にとってすごく難しいものではないから、本来なら時間内にできると信じている
あらら。。
その話を受け、先生がいる場所で、息子に事実を確認しました。
子どもがちゃんと心を開いて正直に話をしてくれるかどうかは、
普段からのグローバル親子コミュニケーションで信頼関係を構築しておくことが大事。
さて、息子曰く、
・折り紙を折ろうとしたわけではない。自分がどこを書き写しているかをはっきりさせるために、ポエムの紙を折っていただけ。
言葉が完全に伝わらないからこそ、少しの行動や姿勢が誤解を生む
なるほど。。
息子が集中していなかったことは事実だけれど、
特に息子は普段から折り紙が大好きで、学校に折り紙を持っていっては、友達に折ってあげていたりしたので、余計先生も誤解したのだと思います。
また普段から、息子の勉強を見てあげている際に、沢山文章があると、どこを読んでいるかが分かりづらいので、私が紙を折ってあげていたのです。
その行動を真似した息子が誤解を受けてしまった。。
「言葉が完全に伝わらないからこそ、少しの行動や姿勢が誤解を生む」
私にとっても学びになりました。
その場で、息子が折り紙を折って遊ぼうととしたのではないこと、紙を折っていた理由を先生に説明。
集中していなかったことは事実なので、その点については明日から改善することを、息子と約束。
そして先生も親も、息子のの味方で、息子ができると信じてることを伝え、その日は別れました。
家に帰ってからの家族会議
パパも仕事が終わり帰宅してから、家族で今日の件を話し合いました。
議題は主にこちら。
✅なぜ書くことを先生は大事にしてるのか
✅息子ならできると先生もパパ・ママも信じていること
✅言葉が完全に通じない分、少しの仕草や行動が誤解を産むこと
✅言われてやると嫌なのは大人も同じ。言う方もHAPPYではない。言われる前にやるとお互いHAPPY。
✅時間は有限で大切。嫌だなと悩んでいる時間は勿体ないから、少しだけ進める練習をしよう。
この話をした後は、集中してワークを進めた息子。一人で頑張る背中を見て、親として息子を信じようと強く感じました。
ちなみに、今まで何度も学校の先生とミーティングしているのですが、
こちらの先生は、本当にこのセリフを言ってくれます。
「I believe he can do it」(彼ができると私は信じています)
「信じる力」
グローバル親子コミュニケーションでも大切にしていますが、先生からも言われると、親も嬉しいですね。
【嬉しい報告】授業に集中できた!みんなの前でフランス語を話すこともできた!
そして次の日はパパと一緒に登校。
この日は娘のクラスの親の集まりがあったので、夕方遅くに息子とやっと対面。
元気そうなので、大丈夫だったのかな?と思っていたら、先生からメールで嬉しい報告が!
「彼はクラスメイトみんなの前でフランス語を話したり、読んだりしました。またたとえ難しくても、彼はフランス語の課題をほぼやりました。これからも彼を励まし続けてくれますか?」
この瞬間、息子を誇りに思いましたし、
親である私自身が、しっかりとコミュニケーションを学んでいて良かったと心から思いました。
もし勉強してなかったら、
何か問題があった時に、子どもを一歩前進させてあげられることもできず、
課題についても「なんでやらないの!」って責める言葉をつい投げかけてしまったと思います。
また、もしかしたら学校を責める気持ちも持っていたり、先生との対話もうまく行かなかったと思います。
これらは日本に住んでいても、海外にいても起こりうるコミュニケーションエラーの問題。
いかに親が、子供と社会の架け橋となるかが大切。
グローバル親子コミュニケーションがあれば、親子で問題を乗り越えていける!
今更に、実感しています。
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いかがでしたか?質問したいという方がいらっしゃったら、是非気軽にご連絡くださいね。
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