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ナイジェリア国際結婚されたチカコさんから学ぶ、子育て方針のバランスの取り方や、子供の自立を促す「頼る育児」とは?【グローバル・世界の子育てシリーズ】

 
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フランス在住・グローバル親子コミュニケーションコーチNAOKO。世界で生きる力を育てながら、育児を楽しく、親子で成長するための実践法をお伝えしています。
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こんにちは、Family Journey1.2.3のNAOKO です!

グローバル親子コミュニケーションで、”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています。

今回はナイジェリアのパートナーを持つチカコさんにインタビューをさせていただきました!
チカコさんは現在、小6の男の子と、小2の女の子の持つママです。
そして、留学カウンセラーや、人材派遣会社でキャリアコーディネーターをされたり、
ご自身もニュージーランドに留学経験を持つ、経験豊富・多才な女性です!

それではLet’s get started!!

ナイジェリアの旦那さんと国際結婚されたきっかけは?

韓国で知り合いました!
彼はナイジェリアで生まれ、アメリカやフランス、アフリカの他の国に住んだ後、韓国で5年ほど英語の先生をしていた時に、ちょうど私も友人に会いに韓国を訪れていて、英語を教えてもらおうと会ったのがきっかけです!その後、結婚を機に、彼は日本に移住をし、かれこれ日本(大阪)在住15年なんです。今は高校の英語教師をしたり、自分で事業を行っています。

(NAO)なんと韓国で!それは運命的な出会いですね!!

ナイジェリア連邦共和国になじみのない方もいると思いますが、どんな国ですか?

アフリカで最大の人口を持つ国です。(2億人もいるみたいです!!驚き!)
ヨーロッパの人も買い付けにくるぐらいの大きなマーケットもあります。中心地はビジネスも発展しています。

(NAO)うちのパートナーもアフリカ関係のお仕事をしているので、時々話を聴くのですが、ナイジェリアはpowerfulだと言ってます!!

家庭では何語で話をしていますか?英語のレベルはいかがですか?

基本は英語で話をしています。特に週末は英語でのみ話すルールを設けています。クリスチャンなので、パパが毎日聖書を一緒に読んで、分からない単語があれば教えたりしています。3.4歳の頃から、1日3時間英語の勉強をしていました。(←驚)
ただ、パパがいなくて、私といる時は、子供は日本語を話したがり、私が英語で話しかけても日本語(大阪弁)で帰ってきます(笑)
小6の息子は先日英検2級の2次試験を受けてきたところです。小2の娘は英検3級レベルです。

(NAO)ご家庭では徹底して英語を話されているからこそ、お子さんの英語レベルも高いですね!ママといる時は大阪弁というギャップも素敵です!

国際結婚ならではの、子育て事情を教えてください!

まず子育て事情については、国際結婚というより、アフリカという土地柄だと思うのですが、とにかく子供に対して「厳しい」んです。
日本でいう「昭和」なイメージを持っていただくと分かりやすいと思います。
アフリカ人全員がそうとは限らないかもしれませんが、アフリカの親は子供に対して、先生も生徒に対して、厳しく接したり、子供の将来を思って、叩いてでもしつけをすることがあります。

彼が育った環境は、親も厳しいし、先生も厳しいし、6人兄妹でもみくちゃ状態、埃まみれ、泥だらけ、みんなで飛び回って、3階から飛び降りたり!!

国が腐敗しており、公務員だった彼の父でさえも給料が暫くもらえない状況が続く中、彼も9歳からビジネスをしてお金を稼ぐことを学んだりする環境の中で、生き抜いてきた人なので、子供にも強く生き抜ける力を付けてほしいと考えています。また、クリスチャンなので、聖書に従った考え方にのっとって生きるよう教えています。

私自身は、「しつけ」として怒ることは、時として必要だと思っていますが、
日本と言う環境の中で、そればかりを押し付けることは、少しかわいそうだと思う部分があります。

また、現代で分かっている、色々解明されている育児法もあるので、
私はそうした育児法のメリットも取り入れながら、子供の精神面のサポートや、癒し的な存在でいるようにしています。

主人の行うことは勿論子供の前で否定せず、私自身も受け入れ、
主人が子供を教える役割、私は裏でサポートをする役割として動いています。

(NAO)国によって子育て方針は異なりますよね。特にパートナーさんのような厳しい状況で育ってきた人にとっては、日本の状況は甘すぎるように見えるかもしれませんね!そんな中で、チカコさんも決してお子さんの前で否定せず、受け入れ、お互いの役割をしっかりと意識されているところが素晴らしいです!

国際結婚のメリット&デメリットを教えてください!

メリットについては、3.4歳から手伝いをしてくれています。服を畳んだり、お掃除したり、自分のことは自分でやってくれます。聖書を小さい時から教えられてきているので、良い・悪いの判断が、早い時からできていました。

またパパが、すごく子育てに熱心な人なので、勉強やトイレトレーニング(夜中にトイレ連れて行ったり)、自転車の練習など、全部彼がやってくれました。私も仕事が忙しく、帰るのも遅かったので、夜ご飯のお世話もしてくれたことが非常に助かりました。いわゆる日本のママのように、ママだけが育児をしたという記憶はありません。

デメリットについては、ハーフということで、子供自身が、見た目が違うことで他の人から色々と言われることがあるという点です。東京みたいに、外国人やハーフの子が多ければいいのかもしれませんが、まだまだ大阪はそのような環境ではなく、例えば肌の色や、ウェイビーヘアであることを言われます。

また厳しく育てられている反面、自分自身の可能性を肯定できない、新しいことにチャレンジをすることを少し怖がってしまったり、「言われないと」やらない、怒られるのが怖いからやらない、という考え方が子供にあるように感じます。

(NAO)3.4歳から自分のことは自分でやるという自覚が育っているのは素晴らしいですね!また、チカコさんが仕事でお忙しいこともしっかりとサポートしてくれる素敵なパパです。アフリカ以外にも、アメリカやフランス等、様々な場所に住まれていたということで、男性もサポートする気持ちが育まれたのかもしれませんね。

一方でデメリットについては、おっしゃる通り、まだまだ日本全体では閉鎖的な考え方の人がいるのは事実なので、お子さんが苦労することも多いかもしれません。自分自身の可能性を肯定できないという面については、今チカコさんが気持ちのサポートをされているとのことなので、これから徐々に変わっていくのが楽しみですね!

お子さんの個性を伸ばす工夫をどのようにしていますか?

子供は子供の視点で、社会の制約なく、純粋に物事を見ているので、自由な発想で話をしてきます。
そんな時に、発想を否定したり、流したりせず、「面白いね!」と反応するようにしています。

また先程、厳しくしつけられてきた反面、どうしてもチャレンジすることを恐れる所があると言いましたが、
私は、子供には「誰でもできる能力はある、練習すればできる」ことを伝えながら、少しずつチャレンジするように促し、チャレンジしたことの結果が出たら「もし諦めていたら、今どうなっていたかな?やってみたらできたね!」と言葉がけをするようにしています。

そうした言葉がけからか、小2の娘は、毎日体操の動画を自分で見て練習し、開脚や難易度の高い動きもいつの間にかできるようになっていました。

そして、子供本人に「良い所」をしっかりと伝えたり、どのように将来的に有効なのかを合わせて話しています。
例えば小6の息子は、芸術的なことが好きで、子供の頃からセンスが良いんです。洋服の組み合わせも問題なし。写真やドローンなどに興味も津々です。そうした話題になった時には、じゃあ社会に役に立ったり、お金を作る為には、その興味をどのように活かせるのか等、将来の話も合わせてするようにしています。

(NAO)「誰でもできる能力はある、練習すればできる」という言葉がけ素敵ですね。実際にお子さんもそれを聞いて、練習を続け、出来ることを増やし、達成感を積み上げているのでしょうね!

毎日のおすすめの習慣はありますか?

例えば朝起きた時は、「元気に」挨拶をすることを習慣にしています。もし、不機嫌に挨拶をしてきた場合、やり直しです(笑)「あなたの機嫌はあなたの問題、相手には関係がない」と伝えるようにしています。

朝は5時起きて、20分運動!脳に血を巡らせて、しゃきっと活動や勉強ができるように整えます。

読書をする時には、親も一緒に読書をするようにする等、「一緒に」行うことを心がけています。

夜寝る前は、今日も安心して寝る場所を与えてもらえてることに感謝して、神に祈ります。

(NAO)我が家はクリスチャンではないのですが、チカコさんのお話を聴いて、「感謝」の祈りは、子供に良い影響を与えるのではないかと思いすぐに実行したところ、特に4歳の息子に良い効果がありました。嫌いなご飯があったら「今地球上には食べれない人がいる。食べ物があることに感謝しようね」と言うと食べ始めましたし、寝る前におもちゃで遊びたがったりしたら、「寝る場所がない人もいるから、寝れることに感謝しようね」と伝えると、すっと寝たりしてくれるようになりました!ありがとうございます!

チカコさんの育児ポリシーは何でしょうか?

私は「頼る育児」をポリシーとしています。
周りの人に頼るのもそうですが、私の場合は特に、子供に頼る育児をしています。

子供の記憶にママが色々やってくれましたとはならないかもしれませんが、常に子供を頼り助けてもらう様にしています。
子供が色々手伝える様な年齢になってからですが、ママは〇〇できないんだけどできるかな?
〇〇するのに助けて欲しい、〇〇できないと言う事をちょくちょく使います。

結果子供が手伝ってくれますし、私が出来ないのを受け入れて、なぜママは出来ないのかを考える・気遣うという良い循環が産まれます。
そして手伝ってくれたら、「ありがとうー!マミーは2人が居ないとダメだなー、2人がしっかりやってくれて本当にたすかるー!」という声がけをします。励ますためではなく本心で私も言えますし、子供が自立するのにとても良い方法だと思います。子供も自分の存在価値を見出せるのでオススメです。

(NAO)子供が自立する為にも、ママが本心で「ありがとう」が言える素敵な方法ですね!
チカコさん、色々お話しいただき本当にありがとうございました!
多くのFamilyの参考になるお話ばかりでした!!

グローバル親子コミュニケーションとは?

フランス在住、グローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。

グローバル親子コミュニケーションで、”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています。

・外国歴は、アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年。日本は20年以上(受験戦争経験あり)。
・早稲田大学・中国上海復旦大学卒業。
・6歳・4歳の日本語・英語・フランス語のトリリンガル育児を実践中です。

✅日本の子育てや、横並びの教育に疑問がある。
✅世界に視野を広げて子供を育てたい。海外の教育について知りたい。
✅子供に世界で必要な「考える力」「表現する力」を身につけてほしい。
✅世界・英語・語学に興味を持ってほしい。
✅溢れる子育てや習い事の情報を前に、何が正しいのかが分からなくて前に自信を持って進めない。
✅子供と愛情深く向き合いたいけれど、ついイライラしてしまう。
✅海外駐在に向けて準備がしたい。

家庭でもできるグローバル教育とは?AIが進むとどうなる?世界の教育の違いとは?親として準備できることは? 詳しく知りたい方は、グロバール親子コミュニケーション体験会も行っていますので、是非ご参加ください。

※大変お問い合わせが多い状況です。 1人1人心を込めてサポートいたしますので、ご興味ある方はお早めにご連絡をください。

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フランス在住・グローバル親子コミュニケーションコーチNAOKO。世界で生きる力を育てながら、育児を楽しく、親子で成長するための実践法をお伝えしています。
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