もうすぐ父の日！世界の父の日の過ごし方は？世界の視点を持つグローバル親子コミュニケーション

もうすぐ父の日ですね！

日本の「父の日」は6月の第3日曜日。毎日がんばっているお父さんを労わり、感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ったり美味しいご飯を食べたりするのが一般的です。

20世紀初頭から始まり、その起源はアメリカにあり世界各地に広まりました。

最も広まった日にちは毎年の6月の第3日曜日で、世界の52か国と地域がこの日を父の日としていると言われています。

では、他の国々の「父の日」はどんな過ごし方をするのでしょう。良い機会ですので、世界ではどうなのかな？の視点をもちながら、感謝の気持ちを持って楽しく過ごせると良いですね！

これこそがグローバル親子コミュニケーションのFirst step!!

我が家のパパは現在フランスで、私達は日本にいるので、今年は何をしようかな？？

まずは私と馴染みの深い、3国(アメリカ・中国・フランス)から☆

上のお写真はマレーシア・ランカウイにて☆

改めまして、Family Journey1.2.3代表、グローバル・ファミリーコーチのNAOKOです。

アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年、現在日本(東京)在住、2021年よりフランス(パリ)5年予定の、2児のママです。(早稲田大学・中国上海復旦大学卒業。)

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もうすぐ父の日！世界の父の日の過ごし方は？

父の日の起源はアメリカ！

父の日が始まるきっかけは、アメリカ・ワシントン州にありました。

ソノラ・スマート・ドッドという父親に育てられた女性が、当時すでに定着していた母の日のように、父の日もあるべきだと牧師協会へお願いしたことから、翌年1910年6月19日に世界で最初の父の日の祝典が実現しました。

ドッドさんは幼い頃に母親を病気で亡くし、残された6人の子ども達を男手ひとつで育て上げてくれた父親を大変尊敬していました。母の日の花がカーネーションなのに対して父の日の花はバラとされているのも、ドッドさんが父親の墓前に白いバラを供えたからだと言われています。

ドッドさんの父への感謝と愛情は、新たな記念日を誕生させるほど深いものだったのですね。

詩のプレゼント☆フランス

フランスの父の日は”FETE DES PERES”.
小学校の宿題でも”詩の朗読”をするフランスならではでしょうか。
父の日には、詩を送ることがあるみたいです。(時には自作も！)
というわけで、素敵だなと思った詩を今回はご紹介します！

En mai, j’avais appris quelques vers,

Récités peut-être de travers,

Pour dire « bonne fête » à maman,

Pour toi, aujourd’hui, j’en fais autant.

Espérant que cela va te plaire

Que je pense à la fête des pères,

Je récite ces mots, sans les lire,

Alors, j’attends ton plus beau sourire

Si tu es fier de moi, mon papa,

Puis serre-moi, très fort, dans tes bras.

Jean Glauzy

訳　（父の日）
5月にいくつか詩を覚えたんだ
多分間違って暗唱したけど
ママに母の日の感謝を言う為に
今日はパパにも同じようにしようと思うんだ
気に入ってくれるといいけど
僕が父の日の為に考えたこと
読み上げないで、この言葉を伝えるよ
だから、とびっきりの笑顔を期待してるね
もし僕を誇りに思うなら、
僕のパパ、そして抱きしめて、
思いっきり、その腕の中に
ジャン・グロジー

引用 : https://dessinemoiunehistoire.net/poesie-fete-des-peres-jean-glauzy/

中国と台湾で父の日が違う☆

中国では・・公に正式な父の日というものを設立してはいないようですが、一般的には世界と同じで、6月の第3日曜日を父の日としています。過ごし方も日本とそこまで変わらず、プレゼントをあげたり、ご飯を一緒に食べたり、思い思い過ごしている感じです。日本に住んでいる中国人の友人が、パパに日本酒をあげたところ、アルコール度数が足りなかったようです(笑)

一方、台湾の父の日は8月8日、「八八節」と呼んでいます。これは「八八」と「爸爸」の発音が近く、(ぱーぱー)。なおかつ「八八」この二字がまるで「父」の一字を思い起こさせるからであります。そのため父の日は特別に8月8日に定められた。八はとても縁起の良い漢字とも言われています。

カトリック国のイタリア・ポルトガル・スペインは？

カトリック国である、イタリア・ポルトガル・スぺインの父の日は3月19日です。これは、イエス・キリストの養父である「聖ジュゼッペの日」であるから。英語では「ヨゼフ」なので、聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

両親の日がある韓国☆

韓国両親を敬う気持ちが重んじられる韓国では、毎年5月8日に父親に限らず母親へも感謝を表す「両親の日」「オボイナル(어버이날)」を制定しています。

儒教特有の観念である親孝行の意識が強く残る韓国。それだけに「父母の日」は韓国人にとって特別な日と言えます。お花などのほか、電化製品など高価な物を贈ったり、金券などを送ることもあるとか☆

ドイツの父の日は、「男の日」？

ドイツの父の日は、5月のキリスト昇天祭に合わせて行われます。別名「男の日」ともされ、父親同士でとにかくビールを飲みながら思いきり羽を伸ばしたり、盛り上がったりするにぎやかな日です。

アウトドアDAY! オーストラリア

オーストラリアの父の日は、9月の第1日曜日です。
父の日ではありながら、家族みんなでピクニックやバーベキューをしてアウトドアを楽しむ日として定着しています。こうしてみると、我が家はオーストラリアンスタイルな父の日を過ごしているかもしれません♪

グローバル親子コミュニケーション・勉強会へご招待☆

いかがでしたか？
皆さんのこれからのFamily Journeyに、何か参考になることがありましたらとても嬉しいです。

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