話題の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」を使ってみて感じたこれからのコミュニケーションのあり方とは?親として何を子供に伝えますか?
アメリカ発の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が、話題になっています。私はたまたま、夫から招待されたのですが、facebookでもここ1週間ぐらいの投稿を見ていると色んな方が話題に上げていますね。 招待制であるがゆえに、誰でもいいから招待してほしいとSNSで訴える人が出てきたり、Clubhouseの招待枠がフリマアプリで売られる事象まで生み出ているということで、何とも「人間らしさ」も感じる奇妙な状況が出てきています。
どんどん新しいSNSや技術がこれからも出てくる中で、これからの世界のコミュニケーションはどうなっていくのか?家庭として子供に何を伝えていくべきなのか。実際に登録して使用した感想などを交えながら、お伝えしたいと思います。
ページコンテンツ
改めまして、Family Journey1.2.3代表、グローバル・ファミリーコーチのNAOKOです。
アメリカ(シカゴ)4年、中国(上海)5年、現在日本(東京)在住、今年フランス(パリ)5年予定です。 親子のコミュニケーションで、 6歳までに”世界で生きる人間力”を育て、 楽しく豊かに子育てしたい家族をサポートする オンライン・子育てコーチングレッスンを行っています
家庭でもできるグローバル教育とは?AIが進むとどうなる?世界の教育の違いとは?親として準備できることは? 詳しく知りたい方は、勉強会も行っていますので、是非ご参加ください
オンライン「勉強会」に無料で参加できる!「家庭でできるグローバル親子コミュニケーションとは?世界の教育の違いとは?AI化が進む未来は?」
※大変お問い合わせが多く、お待ちいただく等ご不便もおかけしております。 1人1人心を込めてサポートいたしますので、ご理解お願いします。
Clubhouseとは?
アメリカ・サンフランシスコのベンチャー企業「Alpha Exploration」が2020年春にリリースした音声SNSアプリです。「音声版Twitter」と呼ばれ、「世界と一瞬で繋がれた感覚」と称賛する声も出ています。
ざっくりとお伝えすると、誰かが開いている会話ルームを、横から気軽に聴くことができ、好きな時に入れて好きな時に出れる感じです。 現時点では、iOSアプリのみに対応しているそうですが、今後はAndroid版の開発や、一般の方への公開も検討されており、爆発的にユーザーが増えることになるかもしれません。
なぜClubhouseが注目を集めているの?日本では招待枠を求める投稿が連発??
直接の招待枠はたった2枠
Clubhouseが注目を集めている1つ目の理由が「招待制」であることです。Clubhouseは現状、今使っているユーザーからの招待でしか登録できません。
一番早く登録する方法は、今使っているユーザーから直接招待を受けることなのですが、現時点で、1人が持つ招待枠はたったの2枠。
私は直接、夫から招待を受けたので、もう1つの方法は経験がないのですが、iPhoneの『連絡先』アプリに電話番号を相互で登録をしていれば、友人が登録をしたタイミングで通知が行く仕様になっていて、この場合、招待枠は関係なく、少し時間はかかるかもしれませんが、新たに参加することが可能だそうです。
招待されていないと焦る気持ちが拡散し注目をされる
Clubhouseを利用し始めた人たちが感想を言うたびに、自分は招待されていない、自分だけが取り残されているのではないかという焦りを感じる人が多く、一秒でも早く追いつきたい、誰でもいいから招待してほしいとSNSに投稿する人が沢山見られました。あえて新規参入者を絞るこうした仕組みもあり、招待枠を求める投稿が相次ぎました。
人々が焦りを投稿するたびに、Clubhouseの認知は拡大していきます。実際私がClubhouseの存在を知ったのもSNSで招待枠を求める投稿でした。フリマアプリで招待枠が売られるなどの奇妙な現象も起こっており、「みんなの輪の中に入りたい」という社会的欲求の力は強いなと改めて感じました。
これから生きる子供達にとっても、どこかのグループに所属したいという気持ちが、このようなオンラインツールによって湧き出てくる。もし招待されなかった場合には、疎外されているように感じる、自己肯定感に傷がついたような気持ちになる子が出てくるのでしょう。 そんな時に親として、しっかりと軸を持って、時代がどんなに変化しようとも、「世界で生きる力」を育めるサポートが出来るかは大切なポイントですね。
Clubhouseを実際に使用してみて感じたこと
Clubhouseに入ってみると・・・
アプリのホーム画面には、現在開催されているroom(部屋)が表示されます。どれでもいいのでタップすると入室となります。
先に数名、気になるテーマや有名な方を検索してフォローをしておくと、様々なroomが出てきます。 緑アイコンのModerator(モデレーター)とSpeaker(スピーカー)の話を横から聞いている状態になります。
いいねボタンはなく、文字でのコメントもできず、音声のみのコミュニケーションとなります。
もし自分が話をしたい場合は、挙手ボタンでSpeakerに立候補して許可されるか、ModeratorにSpeakerにならないかとリクエストされた場合、Speakerになって発言することができます。
退室するには「Leave quitely」ボタンをタップすればすぐに退室できます。
正に、公開されているroomなら勝手に入室して話を聞くことができ、興味がなくなれば黙って去ることができる手軽さが評判の理由のようです。 私も実際に使ってみたところ、音声品質が良いことに驚きました。参加者が自由に発言しても、音声が途切れることや遅延することがほとんどありません。
いいねやコメントが残されないことのメリット
今までのSNSでは、いいねの数を意識したり、批判的なコメントに意気消沈したり、最悪なケースでは自殺してしまう若い方が増えましたね。
これは、人に認められたいという、人間にあるべき欲求が否定されてしまった結果です。 Clubhouseであれば、気楽に会話のお部屋を立ち上げて、気楽に雑談をして、終わったら何も残りません。直接批判的なことを言う方も中にはいらっしゃいますが、今までのような匿名で、批判的なコメントを言う方に悩まされることはかなり減るでしょう。
子供を育てる世代の私達としても、自己否定されにくい仕組みのツールが出来てくるのは有難いですね。
情報の信頼性は?これからの子供たちは「〇〇」の力をつける必要がある。
データが残らない為、発信する側の意識が緩い場合が多いことが考えられます。その為、間違った情報、データ元が分からない情報も気楽に伝えることも多くなるでしょう。
これからの子供たちは、そうした情報をリアルタイムで聞いていく世界で生きることになります。その為私達親は、情報の受け取り方についてもしっかりと学んでいき、子供に伝えていく必要があります。
その考え方の1つとして子供が付けるべき力は「クリティカルシンキング」。何か言われた時に、常に反対の立場に立って、疑問を持てるかどうかです。
例えば・・批判を恐れずに言うと、「宿題はやるべきもの」と思っている親御さんは非常に多いと思います。でも本当にそれが「当たり前」でしょうか?
これから生きる子供たちにとって、当たり前だからやる。やるべきだからやる。という考えで生き続けるのは非常に危険。 AI時代、何でも機械がやってくれる時代になるからこそ、自分の課題を常に見つけ、ルールに疑問を持てる感性や、創造性の源が必要なのです。
親がそうした意識を持っていること、親子のコミュニケーションで幼児期に土台を身につけておくことが何よりも大切なのです。
家庭でもできるグローバル教育とは?AIが進むとどうなる?世界の教育の違いとは?親として準備できることは? 詳しく知りたい方は、勉強会も行っていますので、是非ご参加ください
LINE@ご登録で「勉強会ご招待」6歳までに世界で生きる「人間力」を育て親子の一生を豊かに
Clubhouseの具体的な招待・登録方法
Clubhouseの招待方法
①画面上部真ん中にあるメールマークを押します。
② YOU HAVE 2 INVITESという言葉と共に、検索欄が出ますので、iphoneの連絡先に登録をしている名前を検索すると出てきますので、案内に従ってメッセージを送ってもらいます。
Clubhouse登録方法
①まずApplestoreでアプリをダウンロードします。 ②上記の方法で今使っているユーザーさんからメッセージを送ってもらったら、画面一番下の「Have an invite text? Sign in」をクリックします。
③メッセージでもらった認証コードを入力します。
④電話番号を入力します。アカウントはスマホの電話番号1つにつき、1アカウントです。
⑤プロフィールは実名が推奨されており、修正できるのは1回のみです。usernameは自由です。 プロフィール画像、自己紹介文、TwitterとInstagramのアカウントへのリンクを設定でき、誰から招待されたかも掲載されます。
今後のコミュニケーションのあり方
これからを生きる子供たちは、世界とより簡単に繋がることができ、溢れるほどの情報が周りにある状態にあります。これからは無限にコミュニケーションが取れる時代だからこそ、親も子供も「コミュニケーション」スキルを学ぶ必要がありますし、「クリティカルシンキング力」を身につけ、情報との向き合い方を考えなければいけません。
「クリティカルシンキング力」は、親子コミュニケーションで身に付きます。
日本では子供の頃「コミュニケーション」を学ぶ機会がほとんどありません。でも海外では「コミュニケーション」は学ぶもの。だからこそ、親がしっかりとコミュニケーションを学ぶことで、正しい親子コミュニケーションをすることで、子供との信頼関係が築け、子供の考える力や表現力を引き出すことができ、またこれからどんな時代になろうとも、親子で本質を見極める力を付けることができるのです。
家庭でもできるグローバル教育とは?AIが進むとどうなる?世界の教育の違いとは?親として準備できることは? 詳しく知りたい方は、勉強会も行っていますので、是非ご参加ください
オンライン「勉強会」に無料で参加できる!「家庭でできるグローバル親子コミュニケーションとは?世界の教育の違いとは?AI化が進む未来は?」