Global Family Navigator NAOKO STORY④世界で生きる力を付けたいならインターナショナルに通わせるだけの考え方は間違いだと痛感。親が変わることで、子どもが変わり、将来的には日本が変わる☆
パートナーの転勤で名古屋に転勤。
初めて「会社」から離れ、「個人」で生きていく道を模索することになりました。
前職の付き合いで、入国管理局に提出する書類の翻訳のお仕事をスリランカ人から請け負っていました。
引っ越したばかりで、認可保育園に預けることもできず、
たまたま近所に、英語で保育をするインターナショナル保育園という存在がありました。
月額は非常に高かったのですが、保育をしてもらいながら、英語も学べる環境なら、
世界で生きる力も育つ!と安易な考え方で通わせていました。
自分の稼ぐお金のほとんどをつぎ込んで通わせ、預かってもらっている間にひたすら翻訳をしていました。
その後、名古屋で2人目を出産。2歳差育児にてんやわんやをする生活が始まりました。
2人目出産直後は、出産して2週間後には、パソコンを片手に仕事をしていました。
また、海外の旅行事業代理店を請け負ったり、SNSでの情報発信のアドバイス、
個人事業主のモチベーション管理をしていました。
会社で働かなくても、「個人」で収入を作りだせることに手ごたえを感じている一方で、
夜中もパソコンやスマホと向き合う生活、時間や気持ちに余裕がなく、
母親としての「役割」ができていないことに、再度気づき始めました。
せっかくインターナショナル保育園に通わせていても、
下の子の育児、自分の仕事が忙しく、保育園の先生とゆっくり子供がその日何をしていたか、
何を感じていたかについて会話をする時間もなく、ただ行かせて終わり。
何より、私が家での「子供との会話」を大事にしておらず、
2歳差育児の中イライラして、子供に怒鳴ってしまう始末。
上の子供も情緒不安定になってしまいました。
これでは、英語どころの話ではありません。
違う!こんなはずではない!本当は素敵な親でありたかったはず!
そこで、「育児の質を最高の状態に保ちながら、 自分の理想に向かって、そのときの親子の状態が一番良い形で、 自分が心地よい範囲で自分自身の活動をする」為には、どうしたら良いのだろう?と追求し始めました。
キャリアのある女性はどこかプライベートを犠牲にしていたり、
逆に家族を大切にしすぎた女性は、自分らしさや女性らしさを失ってしまっていたりと、
バランスのとれていて、人生を豊かに生きている人にはなかなか会えませんでした。
また、子供を育児しながら生き生きと働く海外の女性に比べ、
日本は、託児環境も、職場環境も、男性の育休環境も、まだまだ整っていなく、
そして何よりもママ本人が、輝いて生きることを諦めてしまっている人が多いと感じました。
そんな時に出会った、幸せにグローバルな子育てをしている方から、私に与えてくれた一言が私を変えました。
「役割を両立するのではなく、楽しむためにマネジメントする」というもの。
24時間という限られた時間しか私には与えられていない。
私は私で、身体はひとつしかない。
この時間を倍に増やすことはできない。
このように私が変化していくと、今まで会社!仕事!一筋!だったパートナーの意識も変わってきて、
「一緒に」家族の幸せを追求するようになってきました。
元々私よりも、マネジメントが得意なパートナー。
一緒に家庭内の「環境整備」をしてもらえることは、本当に有難かったです。
まずはとにかく家じゅうの物や、自分たちの無駄な行動を断捨離!
物を捨てるだけで、日々の家事の時間が減ったり、
子供がいじって親が怒りたくなる衝動が減ります。
一番大きなものでは10万を超えるソファを捨てました。
寝たくなる気持ちもなくなり、部屋も広くなり一石二鳥です。
またマイナスなニュースばかり流れるテレビを見る時間や、
悩む時間が増えるショッピング等の時間を、
良質な情報を見たり、健康的な生活をしたり、
本当に大切なことを学ぶ為の旅の時間、
子供と五感を育むことに没頭する時間に当てました。
そして最も大事な、親の使う「言葉」や「態度」を変えました。
日々一緒に暮らす親の言葉は、子供の成長に大きく影響します。
子供の脳の90パーセントは6歳までで完成します。
親が日々何気なく使う言葉で、子供はやる気を出したり、何事にも挑戦する土台を作ることができますし、逆に大切な土台を崩すことも簡単にできます。
このように、日々の暮らしに様々な工夫を行い、親子の会話、うまくいったものや、
気づいた感情を上手に処理できたとき、逆にイライラしたのはどんな時か、
今はこのようなアイディアを、1人でも多くの方に届けたい!
1人でも多くのママが輝いて生きていければ、
その子供も自立して輝いていけて、世界はもっともっと良くなる!という思いで
正式にプログラムを作り、必要な方に届ける活動してきました。
(こんなことを誰かはじめに教えてくれていたら、私はあんなに苦しまずにすんだはず。)
現在は、たまたま夫の駐在の関係で、フランスに住んでいますが、
グローバル親子コミュニケーションは、海外に住んだから始めたものではなく、
日本にいても、どこにいても必要だと考え、海外駐在が決まる前から始めていたものです。
そしてこれは結果論ですが、海外で子育てをする前から、しっかりとグローバル親子コミュニケーションの土台を整えて、しっかりと準備をしていたことが、現在フランスで子育てをするにあたって、私自身も、子供も、現地のコミュニティに深く入る環境づくりをすることに繋がりました。
親が変わることで、子どもが変わり、将来的には日本が変わります!
そんな世界に少しでも貢献できることを、日々願っています。
長文だったかと思いますが、ここまでご一読ありがとうございました☆
私のこれまでの経験が、多くのご家族の将来を変える手助けになれば幸いです!
Welcome to this family journey to shine yourself here!
Hope you find some great wisdom here!
Love,Naoko